1992-05-20 第123回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
この国内の貨物輸送が国鉄の貨物合理化、民冨化に伴って、大型ディーゼルトラックにかわってきている。こういうことも私はやっぱりNOxが解消できないということの大きな原因だと思います。今後、こういう貨物輸送体系の比重を鉄道輸送に戻していくということも現在持っている資源を生かすという意味から非常に重要だと思いますが、ぜひその点について運輸省の御計画。それからもう一つは、物流の合理化をどう進めるか。
この国内の貨物輸送が国鉄の貨物合理化、民冨化に伴って、大型ディーゼルトラックにかわってきている。こういうことも私はやっぱりNOxが解消できないということの大きな原因だと思います。今後、こういう貨物輸送体系の比重を鉄道輸送に戻していくということも現在持っている資源を生かすという意味から非常に重要だと思いますが、ぜひその点について運輸省の御計画。それからもう一つは、物流の合理化をどう進めるか。
まず、私は、貨物合理化に基づいて、貨物ヤードを中心とする余剰人員がたくさんできたことは承知しています。そこでその処理方法が、一つは営業開発センターということで、運転部門を除く過員をそこに集められてやっている、それから運転部門は運転部門だけで、同じいわゆる過剰センターということで、それぞれに駅に集められてやられていることを見てきました。
○安恒良一君 総裁、大臣、もう時間がありませんから私からあれしておきたいのですが、今度の二万五千人をどう活用するかというのはこれはこれからの問題ですが、今出ている過員というのは、貨物合理化を中心とする過員がうんと出てきたわけですよね。それで、主として今働いておった方は、貨物ヤードで働いておった方が多いんです。そういう方が過員になっておるわけですからね。
○小柳勇君 余剰人員対策にしても、今度また六〇・三の貨物合理化などを考えると、余剰人員が出てから余剰人員対策ということはこれは普通ならやらないわけね。六〇・三の合理化についてはこういうふうになるから、もう本当はことしから、余剰人員が出るからその人はもう転換と同時にこうしなきゃならぬということを計画しながらやっていかなければ、これは資本の論理優先ですよ。
○小柳勇君 それではね、五九・二貨物合理化をやったが、六〇・三の合理化についてもうわさされている。それから、過剰人員対策について国鉄は三項目を提出しましたね。これは出るたびに、いろいろ監理委員会としては意見を申しておられるが、もう一つは、第二次ローカル線については既にもう運輸大臣が全部承認してしまった。
第一点は農業を取り巻く非常に厳しい環境から来る対応、第二点は肥料工業をめぐる対応、第三点が国鉄の貨物合理化によります物流面から来る対応、この三点かと思います。
そんなに東北経済がうまくいけばいいけれども、我々土地っ子の実感ではそんなに荷物は動きませんよということで、それはむだな投資になるんじゃありませんかということがやっぱり当たってね、今度の五九・二の貨物合理化をやったら、そこに集まっている従業員はもう大変ですわな。貨車はごっそり、機関車はごっそりね、構内は森閑としてネズミが走っていると。
○小柳勇君 もう一問だけいたしますが、五九・二の余剰人員及び第二次緊急提言でまた六〇・三の貨物合理化など出るのではないかと予想いたしますが、この二万五千の余剰人員対策に亀井委員長も、民間ならこういうことをしないとおっしゃった。計画なく仕事を、職場を外すなんということは民間ならしないでしょう。
五九・二の貨物合理化にも国鉄は、皆さんから言われたんでしょう、一生懸命もう先駆けてやりました。六〇・三、来年の三月またやろうとしている。そうしますと、もうどんどんどんどん。
○目黒今朝次郎君 そういう漠然としたことはわかりますが、例えば今国鉄は赤字で、地方ローカル線であるとか、貨物合理化とか、余剰人員とか、大変あくせくしているわけですよ。そういうあくせくしている国鉄に、例えば阪和線の問題についてこうせいとか言っても、今の阪和線などはもう本当にのらり——のらりくらりとはおれも鉄道人で申しわけないけれども、路盤が十分でないからスピードアップも十分でない。
○政府委員(松井和治君) まさしく御指摘のとおり、地方交通線問題につきましては地域交通局に関連がございますし、貨物合理化問題は貨物流通局との関係が出てくるわけでございます。
○太田淳夫君 また、地方交通線対策とかあるいは貨物合理化対策につきましては、地域交通局及び貨物流通局、こういうものとの所掌事務に関係をしてくるわけですけれども、これと総括審議官との関係はどのようになるんでしょうか。
その結果、当初予定をいたしましたいわゆる純損失が増大するのではないかという御懸念もあろうかと思いますけれども、この面では、五九・二に行いました貨物合理化あるいは年度内に行いました要員規模の削減あるいは物件費の節約というようなことで、このショートいたす可能性のあります千二百億円は経費面で何とかカバーができるのではないかというふうに考えております。
時間がありませんから詳しいことは言いませんが、結論から言うと、貨物合理化で大分過員が出ているんですが、この過員の取り扱いをめぐって、言い方は悪うございますけれども、労使交渉で話をする際にやっぱり当局側の方が、抑え込むと言ったら語弊がありますが、抑え込むことだけに専念しちゃって、非常に過員になって、仕事がなくて、収入も減って、もううちへ帰ってもかかあとけんかばかりする。
三月二十七日、勤労の家族組合が、北海道から九州まで集まりまして、今言った民営分割問題、年度末手当の問題、五九・二貨物合理化の後のいろいろな不安問題、乗務員の事故防止に対する問題などを追って、話し合いをしながら政府にお願いしようということで、当日は細田運輸大臣、あるいは鉄監局長、あるいは渡部厚生大臣、それから労働大臣はちょうど国鉄、林野の期末手当の問題で放せないというので谷口労政局長などが、お会いしていろいろお
さらに、二月一日の貨物合理化で新たに廃止を強行しようとなさっている大阪の吹田操車場、それから川崎の新鶴見操車場、こういうところについては今後どのように扱おうと考えておられるのでしょうか。この点をまずお伺いをいたします。
竹内 哲夫君 参考人 日本鉄道建設公 団総裁 仁杉 巖君 日本鉄道建設公 団理事 松尾 昭吾君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○調査承認要求に関する件 ○連合審査会に関する件 ○参考人の出席要求に関する件 ○運輸事情等に関する調査 (大韓航空機撃墜事件に関する件) (国鉄貨物合理化
それで、貨物の合理化問題をいっぱい聞こうと思ったのに、わかってもらえると思ったことがなかなか常識が通らない社会だということをまたきょう再確認いたしましたけれども、貨物合理化の問題であと、時間がありませんから一言伺いたいと思います。 九月の十六日、東京の国際観光会館で日本交通学会の勉強会が開かれた。
○永光政府委員 国鉄の貨物合理化につきましては、御案内のように、昨年に緊急実施項目としまして、九月に貨物の合理化につきまして、政府としましても拠点間直行輸送を中心とする輸送体制に再編成することによりまして、国鉄の財政再建なりあるいは合理化に資するということを鮮明にいたしておりますし、それからことしの八月、国鉄監理委員会におきましても、その線をさらに徹底するような提言を受け、それを尊重して政策を進めているところでございます
○小林(恒)委員 いずれにいたしましても、今回国鉄の側が、あるいは監理委員会が、臨調が提起をした国鉄の貨物合理化に対する基本的な考え方というのは、再建法の段階でローカル線の基準をつくったときと同じように、片や旅客一日二千人未満の個所、全国一律でもって一つの基準をつくる。
国鉄の貨物輸送体制が変更することによって、防衛庁の側では従来、五十六年、五十七年度段階でどの程度の危険品を国鉄送りをしてきたのか、あるいは特大貨物等の輸送も今日まであったかと思いますけれども、そういった総体の輸送量と、それから国鉄貨物合理化に関連をして、特に具体化をしなければならない火工品の輸送体制などについて御検討された経過があるのかどうなのか、お伺いをしておきたいと思います。
○山田(勝)政府委員 本年の二月に国鉄の貨物合理化計画が明らかになりました。それ以来、逐次通産省所管物資に対する影響を調査いたしたわけでございます。その結果、計画どおりに実施された場合には、国鉄輸送からの代替が困難と見られます化学品、これを中心に影響を生ずるおそれがあることが判明した次第でございます。
自分も生き残れぬかもしれぬけれども、関係のある業種全部をけちらしていくような国鉄の今度の貨物合理化、そういう感じがして仕方がないのです。コンテナの問題、数字を申し上げたのですからそれに対する答えと、それから基本的な国鉄のいまの再建監理のあり方について御感想があったら聞かせていただきたいと思います。
私は、最近発表されて来春の二月に実施の予定という貨物合理化にしぼってただしたいと思います。 この貨物合理化によって、原料、資材、製品の輸送方法の変更、それに伴う経費の増大、人的配置等々、地域産業そうして企業が諸般にわたって受ける損害と混乱は非常に大きなものがあります。通運その他の関連業界では、経営の縮小、人員整理、事によれば倒産のおそれさえ出ているのであります。
二月一日に貨物合理化の内容が明示をされてから以降、直ちに二日の日にはもうすでに反対の声明を出す、三月十五日には運輸大臣あてに陳情書を提出し、三月十八日には国鉄当局に面会を求めて陳情書を提出した。理由については七項目ほどあるわけですけれども、三十トンから三百トンくらいあるような重電機製品を輸送する手だてというのは、何をおいても国鉄輸送が一番適合していると言えると思うのです。
私ども国鉄の貨物合理化計画につきましては、全体として先ほど来御議論をいただいておりますような背景の中での取り組みでございますから、そういう方向についての理解は十分していかなければならないというふうに存じてはおりますけれども、農林物資につきましては、何と申しましても品目によりましては、生鮮食料品と、ただいま先生から御指摘ございました種芋のような場合につきましては、まさに生き物でございまして、合理化計画
○小柳勇君 貨物合理化の問題は、経営の赤字減らしという立場ではなくて、総合交通体系の中で国鉄総裁もひとつもう一回検討してもらいたいと思います。 それから、自動車局長がお急ぎのようですから、自動車局長の意見を聞いておきたいが、この間もここで一日、貨物自動車の輸送秩序を守る集中審議いたしました。きのう通運業者及び通運関係労働者からの強い陳情がございました。
したがいまして、貨物輸送の問題で、特にきょうは客よりも貨物の方を中心にしてお聞きしたいんですが、国鉄の貨物合理化計画について概要を簡単に説明してください。
○青木薪次君 今後の貨物合理化なんかで生み出されるヤード、こういうようなところも膨大な用地があるし、現に地上空間が市や県でもって住宅団地をつくろうとしてもないのです。
しかも、その点についての考え方、対処の方針と、貨物合理化に伴って荷主や通運業者に支払われてきた補償金の算定方式についてはどういうように考えているか。専用線、通運事業者、これは日通、地区通運、荷主、わが静岡県では製紙業者なんかありますね。そういう点について、その内容については時間がありませんから、ひとつなるべく簡潔にお願いいたしたいと思います。
○青木薪次君 貨物輸送の点でちょっとお伺いしたいと思うのでありますが、今日国鉄が貨物から撤退する、それから経営内容についてはきわめて厳しい条件下にあることは認めるのでありますが、貨物の合理化計画を繰り上げ実施することを考えたようでありまして、一月の三十一日に「新しい鉄道貨物営業について」ということで、貨物合理化計画を発表いたしておりますが、この計画によれば従来のヤード方式を改めて拠点間の直行輸送を実施
貨車が、いわゆる貨物合理化による犠牲なんですよ、これは。貨物合理化によって、そういうものが実際に利用度が高まっていない。 タマネギだって同じですよ。いまの話を聞くと、ジャガイモだって同じですよ。いま私のところに、手元に現に北海道農協連からも来ていますよ。北見の商工会議所からも農業組合からも来ていますよ、現実に。私持っていますよ、これ。これだって同じことなんですよ。
○国務大臣(塩川正十郎君) この貨物合理化問題が五十二年、五十三年ごろでございましたか、その当時はここまで国鉄が悪くなるというような想像はされておらなかったし、何とか貨物の合理化等で乗り切っていけるという信念をやっぱり現場の者は持っておったと思うんです。
なお、新たに助成された貨物合理化施設整備費補助金十三億五千四百八十一万円、踏切保安施設整備費補助金二十九億七千七百二十万円、列車衛生施設緊急整備費補助金十二億二百八十万円、防災事業費補助八十六億八千五百万円は、その他負債に計上いたしております。 次に、特別勘定につきまして御説明申し上げます。